本記事の内容
※ 青字をクリックすると、読みたい項目まで移動できます。
本記事の信頼性
MEDTEC Schoolは、イタリア私立医学部のヒューマニタス大学(Humanitas University)とミラノ工科大学(Polytechnic University of Milan)のダブルディグリーを取得できるコースです。
MEDTEC Schoolの入試問題はもちろん生物が出題されますが、他のイタリア医学部入試より深い理解を求められる問題が多く、難易度が高い問題が多い傾向にあります。
にもかかわらず、公式のサンプル問題は解答のみで、肝心の解説が書かれておらず、自分で学習するとなると時間がかかってしまいます。
サンプル問題を初めて解いたとき、教科書やネットでひたすら調べまくって、生物の解説を作っていた記憶があります…
サンプル問題に解説が全くないため、本記事の日本語解説を利用して、効率よく対策するのがオススメです。 MEDTEC Schoolのサンプル問題と答えの入手方法は、こちらの記事で解説しています。
あわせて、本記事ではサンプル問題(Sample Questions)の生物(Biology)の傾向の分析も行なっています。ぜひMEDTEC Schoolの入試対策に役立ててください。
それでは早速、サンプル問題の分析と日本語解説を始めます!
サンプル問題(生物)の傾向を分析する
MEDTEC Schoolのサンプル問題の生物の傾向を日本での学習指導要領に沿って、分析していきます。生物の問題は10問出題されています。
あくまでサンプル問題なので、実際の入試と同じような分野が出題されるとは限りませんが、大学が公式に発表しているサンプル問題を使わない手はありません。
生物の出題範囲を下表にまとめました。教育の専門家ではないので、ざっくりとした出題分野を記載しています。
問題番号 | 出題分野 |
問1 | 遺伝の法則 |
問2 | 免疫 |
問3 | ホルモンの働き |
問4 | 神経の働き |
問5 | 顕微鏡(大きさの単位) |
問6 | 光合成 |
問7 | 遺伝子 |
問8 | 解剖学 |
問9 | 細胞分裂 |
問10 | 原核細胞 |
サンプル問題の主な出題範囲は、日本の高校までの生物で学ぶ範囲と被っています。
ただし、MEDTEC School をはじめ、イタリア医学部で出題される問題は、解剖学(Anatomy)や生理学(Physiology)、生化学(Biochemistry)の基礎知識を必要としているものもあります。
これらは日本の高校生物で学ぶ範囲ではカバーしきれないことがほとんどなので別途、対策する必要があります。
また、今後の入試範囲がわからないので確かなことは言えませんが、入試対策をする上ではサンプル問題で出題された分野を重点的に対策するのが良いでしょう。
詳しい入試対策方法などは、別記事で解説します。
サンプル問題(生物)の日本語解説
サンプル問題の日本語解説は、日本の学習指導要領をなるべく逸脱しないように、初学者にも分かりやすい丁寧な解説を心がけました。
解説に使用した生物の用語には、英単語を併記することで、より理解が深まるように工夫しています。
それでは早速、MEDTEC Schoolのサンプル問題(生物)の日本語解説を始めます。
本解説に掲載している画像や文章の著作権はすべて、私たち(mirunote)にあります。SNS等にアップロードしたり、第三者にシェア(共有)する行為などを禁止しております。