本記事の内容
- MEDTEC Schoolとは?
- MEDTEC Schoolのサンプル問題(数学)の傾向を分析
- MEDTEC Schoolのサンプル問題(数学)の過去問解説
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本記事の信頼性
MEDTEC Schoolは、イタリア私立医学部のヒューマニタス大学(Humanitas University)とミラノ工科大学(Polytechnic University of Milan)のダブルディグリーを取得できるコースです。
本来なら過去問を利用して入試対策をすべきですが、MEDTEC Schoolでは過去問を公開していません。
代わりに公式のサンプル問題(Admission Test Sample Questions)を公開しているので、これを利用して、入試対策を行うのが良いでしょう。
MEDTEC Schoolのサンプル問題と答えの入手方法は、こちらの記事で解説しています。
MEDTEC Schoolの入試問題は数学に重点が置かれており、数学が合否を分けると言っても過言ではありません。
しかし、公式のサンプル問題は解答のみで、肝心の解説が書かれておらず、自分で学習するとなると時間がかかってしまいます。
サンプル問題を初めて解いたとき、丸1日かけて数学の解説を作っていた記憶があります。
サンプル問題に解説はないので、本記事の日本語解説を利用して、効率よく対策するのがオススメです。
本記事では、サンプル問題(数学)の日本語解説だけではなく、サンプル問題の傾向も分析しています。サンプル問題を使い倒して、入試対策に役立てましょう。
それでは早速、サンプル問題の解説を始めます。
サンプル問題(数学)の傾向を分析する
MEDTEC Schoolのサンプル問題の数学の傾向を日本で習う範囲に沿って、分析していきます。
数学の問題は20問出題され、配点が最も高くなっています。
あくまでサンプル問題なので、実際の入試と同じような範囲が出題されるとは限りませんが、大学が公式に発表しているサンプル問題を使わない手はありません。
数学の出題範囲を下表にまとめました。
教育の専門家ではないので、ざっくりとした出題分野を記載しています。
問題番号 | 科目(数I, II, III, A, B) | 出題分野 |
問1 | 数A | 素因数分解 |
問2 | 数II | 指数法則 |
問3 | 数A | 確率 |
問4 | 数I | 実数 |
問5 | 数II | 剰余の定理 |
問6 | 数II | 3次不等式 |
問7 | 数II | 対数 |
問8 | 数II | 指数関数 |
問9 | 数II | 根号の関数 |
問10 | 数A | 立体図形 |
問11 | 数I | 1次関数の対称移動 |
問12 | 数A | 図形の性質 |
問13 | 数II | 円の式 |
問14 | 数I | 命題(真偽) |
問15 | 数I | 命題 |
問16 | 数A | 整数 |
問17 | 数I | 平均値の計算 |
問18 | 数I | データの分析 |
問19 | 数A | 確率 |
問20 | 数A | 確率 |
サンプル問題の主な出題範囲は、日本の学習指導要領でいう数I, A, II となっています。
私が受験した際も、数Bや数IIIの問題は出題されていませんでした。確かなことは言えませんが、入試対策をする上では、数I, A, II を重点的に対策するのが良いでしょう。
詳しくは、別記事で解説します。
サンプル問題(数学)の日本語解説
数学の問題は複数の解き方がありますが、本解説では再現性が高く、応用が効きやすい解き方を採用しております。
別解が複数ある問題もありますので、本記事に載っていない解法で解いても問題ありません。
それでは早速、MEDTEC Schoolのサンプル問題(数学)の日本語解説を始めます。
サンプル問題の入手方法については、下記の記事で解説しています。無料で簡単に入手できますので、まだお持ちでない方は今すぐ入手しましょう。
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